2006年03月08日

青いターバンの少女と見返り美人

フェルメール「青いターバンの少女」特別額縁版【名画ドットネット】青いターバンの少女

菱川師宣の「見返り美人」が描かれたのが1692年ごろで、フェルメールの「ターバンの少女」は1665年ごろの作品といわれる。
フェルメールのほうが、30年も早い。
この頃のオランダでは見返りポーズが流行っていたらしいが、浮世絵との関係はよくわからない。ただ、オランダはヨーロッパにとって「鎖国日本」の唯一の窓口で、浮世絵も相当早い時期からむこうに渡っていたといわれ、逆にヨーロッパの絵画も日本の絵師たちには早くから知られていたらしい。

少女の目と鼻筋のあたりにフォーカスが絞られているため、耳のあたりがボケて、写真のような不思議な遠近感が出ている。
こうしたフェルメール独特の表現がうまれたのは、カメラ・オブスクーラ(初期の写真機)に写るイメージをもとに描いたからだといわれている。
posted by アートジョーカー at 14:16| Comment(0) | Johannes Vermeer | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする