2006年05月31日

ゴッホの普通じゃない恋

Irises, Saint-Remy, 1889Irises, Saint-Remy

ゴッホは短い生涯のなかで、いくつかの恋をしている。
恋といっても、絵のように情熱的に燃え上がったのはゴッホの方だけで、相手にとっては迷惑このうえないものだったらしい。

二十代の後半、ゴッホはエッテンの家に帰る。
伯父の家に、離婚して子を連れて戻ってきていた従姉がいた。
ケー・フォスという女性だった。彼女に恋をしたらしい。

ゴッホの恋には駆け引きもなにもなかった。
毎日のように伯父の家に通い、しまいには愛のあかしを見せるためだといい、蝋燭の炎に指を突っ込んだという。こんなに愛しているんだと。
彼女は得体の知れない狂気をみたようで、恐怖を感じただろう。

しかし、この失恋、絶望がゴッホをして絵に向かわせることになる。
生きることのすべてのエネルギーを絵にそそぐしかなくなってしまったのだろう。

フィンセント・ファン・ゴッホ  Vincent van Gogh 1853-1890年,オランダ


posted by アートジョーカー at 15:33| Comment(0) | Vincent van Gogh | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。