2006年04月26日

シャガールの「私と村」

I and the Village
I and the Village,1911,Marc Chagall

マルク・シャガールは、1887年、ロシアのヴィテブスクに生まれた。
両親はユダヤ人である。
サンクトペテルベルクの帝室美術奨励学校で学んだのち、1910年にパリに行く。
ゴッホやフォーヴィストたちの絵によって、目の覚めるような色彩の洗礼をうけ、画風に変化があらわれた。

1911年、ラ・リューシュ(蜂の巣)に移り住んだ頃から、キュビズムの手法をもちいて、じぶんの内面世界を、幻想的に表現するようになる。
シャガールの絵には、優しい目をしたロバや牛、鶏などがよく出てきて、人と絡む。
子供の頃に故郷で感じた、うれしさ楽しさが、シャガールの生涯を通じての心象風景となり、絵画のモチーフとなった。
記憶の断片が飛び交う心象世界を、自由に浮遊しながら豊かで暖かい幻想がつむがれていく。


posted by アートジョーカー at 16:40| Comment(2) | Marc Chagall | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
シャガールの絵は何か心に引っ掛かるものを感じています。
でも優しい絵ですね。
解説がとても判り易く何時も楽しんで見ています。
Posted by どんぺい at 2006年04月27日 17:39
コメントありがとうございます。
シャガールは97歳まで長生きしていますが、年を重ねるごとにうまくなっているような気がします。
晩年の絵のほうが完成度が高いと思います。
Posted by 管理人 at 2006年04月28日 17:13
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