2006年04月20日

夢二のようなモディリアーニ

Madame DedieMadame Dedie

アメデオ・モディリアーニは1884年、イタリアのリヴォルノに生まれた。
22歳でパリに出て、モンパルナスのラ・リューシュ(蜂の巣)と呼ばれた一画にあるアトリエを借りる。
20世紀初頭のモンパルナスには、シャガール、スーティン、藤田嗣治らの若き前衛画家や、音楽家のサティー、詩人のコクトー、さらには革命家のレーニン、トロッキーなどの「異邦人」たちが自由を求めて集まっていた。

そうしたなかで、モディリアーニは、肖像画ばかりをひたすら描き続けた。
女の肖像が多い。
細面、鶴首、なで肩のやわらかな線。
下がった眉尻の、うるんだような瞳でこちらを見る女は、竹久夢二の美人画を彷彿とさせる。
黒いドレスは、和服を少し着くずしたような気怠い感じで、奇妙に長く、ねっとりと絡みつくような指が、とりわけ印象に残る。こんな指でそっと撫でられると全身が痺れそうである。


posted by アートジョーカー at 09:45| Comment(0) | Amadeo Modigliani | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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