2006年03月29日

「あぶな絵」とクリムト

Donna Con VentaglioDonna Con Ventaglio

たとえばモネも、妻カミーユの着物姿を描いているが、こういう艶めいたものではなく、表情もポーズも、ちょっとおどけた感じである。

19世紀後半から活動を始めた、ヨーロッパの芸術家の多くがそうであったように、クリムトにも、ジャポニズムの濃い影響がみられる。クリムトの場合は、とくに浮世絵版画の中の「あぶな絵」に惹かれ、そのコレクションを保有していたという。「あぶな絵」とは、男女の交合をあからさまに描く春画のたぐいだが、そこには「享保の改革」による禁制への考慮がみられるものである。



posted by アートジョーカー at 19:21| Comment(0) | Gustav Klimt | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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