2006年03月24日

目を瞑って見た世界、デ・キリコ

憂鬱【600mm×800mm】アートポスター

デ・キリコは1988年、ギリシャで生まれた。両親はイタリア人。
幼少の頃より絵を描きはじめる。19歳でミュンヘンの美術アカデミーに入り、ニーチェの思想にも触れた。のち、魂の故郷ともいえるフィレンツェに移り住み、ルネサンス絵画を学ぶ。

「神は死んだ」と言ったのはニーチェだが、キリコの見た街は死んでいるのか、生きているのかわからない。

有能な考古学者は、遺跡のまえに立つとインスピレーションが沸いてきて、太古の人間たちの暮らしぶりが見えてきたり、生活の匂いまで漂ってくるというが、デ・キリコの場合、いまある街の姿に、遠い過去の記憶ようなものが映り込んだのかもしれない。とにかくデ・キリコのいる周囲の時空は歪んだかのように奇妙なビジョンをもたらしたようだ。
目を瞑って、魂に聞いてみた世界がそこにあったのかもしれない。

ジョルジョ・デ・キリコ「憂鬱」



posted by アートジョーカー at 16:40| Comment(0) | Giorgio de Chirico | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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