2006年03月16日

ムンクの思春期とは?

ムンクの「マドンナ」にも衝撃を受けたが、これもある種、艶のある絵だと思う。
ムンクの画家としての一貫したテーマを「生への不安」とするなら、
この絵のサブテーマは「性への不安」ということかもしない。

「わたしは誰からも傷つけられやしないわ」

変わりゆく自分に戸惑い、こころに棘ができたのか、目に強い光が宿る。
思春期という妖怪じみた季節を、特有のタッチで描ききった傑作だと思う。

背後には、のちに「叫び」などで表現されるようなうねり、それも黒いうねりがみてとれる。
ムンクの得体の知れない「目」が、少女の背後にある、他人には見えないなにかを捉えたに違いない。

ムンク『思春期』 1894年頃

ムンク「思春期」P10号【名画ドットネット】


posted by アートジョーカー at 06:58| Comment(0) | Edvard Munch | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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