2006年02月28日

夜がうねって「星月夜」

ゴッホの絵には、周囲の空間をゆがめてしまうような迫力がある。
熱い空気を発散する、画面そのものが厚い。
たっぷりと量を使った原色の絵の具が、キャンバス上に勢いよく噴出しているようだ。
いま出来上がったかのような新しさを感じる。
ゴッホは、絵の具に感情を乗せたといわれる。それはどのような感情だったのか?
俗に言われる。世に受け入れられない鬱憤。生活の貧しさ。激しい恋の苦しさ。
果たして、そういうものがゴッホの絵に表現されているのだろうか?

宇宙の実相は、回転するエネルギーの塊である。物質と空間に境界はない。
天空の星々は燃え上がってギラギラしたエネルギーを噴出し、互いに引きあい、干渉しあい、うねりながら回転している。
ゴッホの目に映った実相の世界。
星月夜。私が想う、ゴッホの最高傑作のひとつ。

The Starry Night, 1889



The Starry Night, 1889
van Gogh, Vincent
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posted by アートジョーカー at 10:56| Comment(0) | Vincent van Gogh | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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